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クライマックスシリーズを見直し、新たなカップ戦を創設するべきだ

(写真:マツダズームズームスタジアム=HKT3012 撮影)

 
24日、クライマックスシリーズファイナルステージはセ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズが、リーグ優勝を果たした広島東洋カープを倒し、日本シリーズ進出を果たした。初戦を5回雨天コールドゲームで落とし、横浜にとって嫌な入り方だったが、その後は怒涛の4連勝でセ・リーグ初の下克上となった。

 

2位3位同士の対決となるファーストステージでも、雨の中阪神タイガースと横浜が激しい試合を見せるなど大きな盛り上がりを見せたCSだが、制度そのものを見直すべきだという声が多く挙がっている。私もこの時期になると毎年のように制度を見直すべきだという記事を書いている気がするが、過去の記事を消してしまったので改めて書きたい。

 

今年のペナントレースは広島が独走し、2位阪神に10ゲーム、3位横浜には14・5ゲーム差をつけてぶっちぎりの優勝を果たした。しかし、シーズン終了後のわずか5試合で、「日本一」を掛けて争う日本シリーズの進出を逃すことになった。理不尽に思う優勝チームのファンも多いだろう。優勝チームには1勝のアドバンテージがついているとはいえ、長いペナントレースは一体なんだったのか。3位の球団が日本シリーズで勝ち抜き「日本一」の称号を勝ち取ったとしても、違和感を感じるのは私だけではないはずだ。日本一ではなく「クライマックス杯優勝チーム」なら違和感はないが。

 

CSを行う意義としては興行的にも盛り上がり、消化試合を少なくすることにある。実際にCSによって盛り上がりを見せている部分は大きいのは否めない。前述の問題を解決し、消化試合をなくすために2位3位争いを活発化させようとするならば、新たなトーナメント制によるカップ戦を創設するべきだ。その新設した大会に出場できる権利をペナントレース1〜3位までの球団に与えれば、理不尽なルールも、消化試合も解消できる。

 

トーナメントによる短期決戦のおもしろさはWBCや、甲子園で多くの野球ファンが知っている。一発勝負の怖さや、敗けたら終わりの緊張感。プロの選手たちによるトーナメント戦がおもしろくないわけがない。また短期決戦ならばアマチュアチームも参加できるようにすれば、野球界全体も盛り上がるのではないか。サッカーも天皇杯で大学のチームがプロと戦って時に勝利を収めることがある。長いペナントレースではなく、一発勝負だからこそ番狂わせもある。社会人チームや独立リーグ、大学の優勝チームなども参加できるようにすれば、ペナントレース以上に大きな注目が集まる。その年の日本野球の一大イベントとして、野球人気の復活にも一役買うだろう。こうした大会がいつか発展して、MLBの優勝チームや他国のリーグ優勝チームを招待して、ゲスト参加させるなどもできれば、野球ファンの夢が広がっていく。

 

それだけ注目を集める大会の出場権ならば、選手もファンも出場権を得るために必死になる。CSへの出場権以上に価値があると思われれば、ペナントレースの2位3位争いにも良い影響を与える。ただ単にクライマックスシリーズを見直すだけでなく、野球界全体が盛り上がるような、本場の米国にもないおもしろい制度を作ってもらいたい。


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