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【七転八起】2015年10月8日

日本で有名な犬といえば、渋谷の忠犬ハチ公を思い浮かべる。亡くなった飼い主をいつまでも待ち続ける健気な秋田犬の姿に、多くの人が心を打たれた。現在ハチ公は渋谷駅のシンボルとなり、駅前に銅像が立っているのは誰もが知る所だ▼そんなハチ公と同じように、銅像になった秋田犬が大分県に存在することをご存知だろうか▼その秋田犬は山のガイド犬と言われ平治という名で親しまれた。平治は元々捨て犬だったとされ、九重連山長者原登山口の観光施設で働く職員に保護された。その後、平治は登山客の弁当目当てで、登山客と一緒に山へ登ることが増えていったという▼ある日、50代の夫婦が山中で遭難しかけた処、突然現れた平治が夫婦を登山口まで導き、夫婦は難を逃れた。その後ガイド犬として平治は数々の登山者を救う。登山客と歩調をあわせ、負傷した者がいれば、身体を支えながら山小屋まで案内した。平治がガイド犬として活動した14年間、事故は一度もなかったという▼1988年ガイド犬を引退して二ヶ月後、キャンプ場まで登山客を案内した後に力尽き息を引き取った。死後、平治を知る登山者からの要望を受け平治の銅像が建てられた▼平治は死後27年経過した今も九重連山に頭を向け、いつまでも登山者を見守り続けている。


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