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【七転八起】2017年1月14日

<人間は、負けると分かっていても、戦わねばならない時がある。だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。勝負をもって人物を評することなかれ>−−慶應義塾を創立した教育者・福沢諭吉の言葉である。

 

▼今日からセンター試験が始まり、受験シーズンがいよいよ本番になる。先日は成人式が行われ、123万人の新成人が「大人の仲間入り」を果たした。毎年、1月から3月にかけて多くの若者が人生の岐路に立たされる

 

▼そんな中で、人生から逃げ出したい者や社会についていけない人間もいる。私もその一人だ。同じような若年者の引きこもりは全国推計約54万人いるとされている。この人数でも15歳から39歳までの人数であるから、実際はもっと多くの引きこもりが国内に存在する。新聞やテレビは新成人の明るい未来や夢をこぞって紹介するが、残念ながらいま頑張っている「未来ある若者」のなかにも、様々な理由から社会参加の道を自ら閉ざす者が現れるだろう

 

▼しかし、もしそうなったとしても、とことん逃げて、とことん迷い、もがき苦しめば良い。逃げれば逃げるほど人生は惨めな思いをするだろうが、そんな惨めな思いをしながら生き続けることは大いに価値あるものだ。なにも勝ち組だけが価値ある人生ではない

 

▼無謀ながらもなんとか社会に復帰しようと、私自身無謀な就職活動を行なっている。それもまた面白い人生だ。絶対無理だと言われてもあきらめない。文頭の言葉を思い出しながら、やるだけやって、ダメなら次を考える。最底辺から這い上がるのもひとつの価値で、最底辺なまま苦しみながら生きるのもひとつの価値だ。したがって、将来どんなに落ちぶれようとも、他者から責められ、追い込まれようとも、あなたたちは誰も死ぬ必要はない


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