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自説|弱音はどんどん吐くべきだ

この世の人間はみなポジティブ症候群で、前向きが大好きである。前向きさというのは周りから見ても良い印象を与えるし、弱気な発言ばかりされるとこっちの気が滅入ってしまう。そこで気を使って思ってもみない無理やりのポジティブ発言をせざるをえない状況に持ち込まれる人もいるだろう。

 

しかし、「前向きさが大事」とか言う人は、私は苦手である。その言葉の裏には、前向きさしか認めない、無理矢理前に押し出そうとする圧力を感じる。弱音を吐くことを許さないような器量の狭さを感じてしまうのだ。

 

それに長い人生生きているうちには、弱音を吐きたいことなんていくらでもあるはずだ。我慢をすることがどれほど体に負担になるかということを考えると、弱音でもなんでも吐き出したほうがスッキリするに違いない。正直な気持ちを押し殺し、無理に前向きな発言をしていると、当然ストレスは大きくなってしまう。我慢をすることが美徳な日本ではその前向きさを「素晴らしい」と称賛されるかもしれないが、自分では簡単に出来ないことだから素晴らしいと称賛されている訳で、逆に言えば誰もが出来るわけではなく、無理していると言っても決して過言ではない。

 

弱音ばかりを吐いていると、他人からうっとうしがられることもある。だからこそ前向きな人間が好まれるのだが、ひどい話である。自分自身が同じ境遇になった時、もしかしたら弱音をはいているかもしれない。誰かに聞いてもらうかもしれないのに、自分が聞く立場になった途端嫌悪するのだ。

 

それならば自分で弱音を吐ける空間を作ってしまえばいい。日記を書く、ブログをかく、ツイッターにつぶやくなどだ。吐き出すこと、相談することが気分的にもどれほどいいかは、カウンセリングや心理療法を見て入ればよくわかる。

 

自分の気持ちが楽になるならば、弱音をどれだけ吐いてもいい。その代わり、他人が弱音を吐いているときはちゃんと話を聞いてあげればいいのである。誰にも迷惑をかけずに生きてきた人間なんていない。迷惑をかけあい、助け合って生きているのが人間社会というものなのである。

 

 


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