好きなことを好きなだけ表現する

個人ニュース、コラム、写真などコンテンツ豊富なオピニオンサイト

自説|これからの新聞の在り方

新聞記者見習いとして働き始め1週間が過ぎた。自分で取材して、記事にしたものが新聞の紙面に踊るとやはり嬉しいものだ。しかし、実際のところ新聞業界は斜陽産業で、これから先の新聞業界は厳しい時代を迎えることは、紛れもない事実である。

 

日本新聞協会によると、業界全体として新聞発行部数は15年以上も減少し続けている。つい最近のニュースでは、英国の日刊紙インディペンデントが廃刊となり、電子版に移行すると報じられた。日本においても、朝日新聞、日本経済新聞、産經新聞などが電子版に力を入れはじめており、今後の新聞業界は電子版化が一般的になってくる。

 

この流れに乗り遅れないためにも、早めに電子版への移行を進めたいところだ。新聞社の取材力はまだまだ新興ネットメディアでは敵わない。それに、私にとって紙の新聞よりも、電子版の新聞のほうが”身近な新聞”であると言っても過言ではない。紙の新聞にこだわり続ける経営者もいるかもしれないが、その取材力と新聞社のブランド力を最大限に活かす電子版を作ることは、これから訪れる”受難の新聞時代”をくぐり抜けるためには得策だ。

 

私が勤める地域紙の電子版ならば、地域での情報収集力や地域に根付いた新聞社のブランド活かして、”○○市の情報を得るためにはこの新聞社のサイト”と言われるほどの情報サイトを作ることが出来る。地域の方へのニュース記事はもちろん、他都道府県の方が地元民しかしらない観光情報を得るために訪れることもあるだろう。それが住んでいる市の観光産業に寄与することにも繋がり、結果として広告収入なども得ることができる。

 

そして地域紙だからこそ、ネット上での発信は大きな意義があると感じる。その独自のコミュニティで、他とは一線を隠す有益なサイトが出来やすいからだ。全国紙の新聞がネットメディアを開設しても似たようなサイトにしかならないが、地域紙は地域独特の情報などを掲載し、地域独特の味が出せる。情報収集がネット中心になっている現在、電子版に移行することは大きなチャンスだ。

 

現在、多くのニュースサイトが存在するが、そのほとんどが新聞社が提供する記事を基に情報配信されている。新聞としての”形”が変化することはまず間違いなく売上減少も余儀なくされるだろうが、情報収集力(※売り上げ減少によって落ちる可能性が高いが)とブランド力によって、新聞社の存在感は電子版に移行しても続くことだろう。

 


FavoriteLoadingこの記事をクリップリストに追加する 
SHIGEFIKA会員ログイン




パスワードを忘れた
新規登録
SHIGEFIKA会員とは
週間人気記事ランキング
最新記事
更新情報/Twitter
常論新聞
編集部からのお知らせ