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当事者からみた”LGBT”〜LGBTの実情〜

こんにちは。衣田の友人なつみです。先日衣田が書いたLGBT記事に対する、同性愛者からのアンサー的なものを書いてくれと言われたので、寄稿としてバイセクシャルだと思われる私が普段考えていることなどを書いてみようと思います。

 

衣田の記事でもあったように、社会的にまだまだLGBTの暮らしやすい環境は整っていないのが現状です。少数派(と言ってもクラスに2~3人レベルでいるんですけどね)であることや、男女でしか分けない考え方など様々な要因が。私としては、そもそもLGBTってどんな人がいるのかあんまり知られてないんじゃないかということも。実際衣田に「何でトランスジェンダーはスルーしたよ?」ってきいたら、「よくわからないからなつみにまかせる」とか言われました。そこで、LGBTとはどんな人がいるのかおおまかに書いていこうと思います。これはあくまでも大きい枠組みの中での話なので、当然これに当てはまらない人も大勢いることはあしからず。

 

まずL・レズビアンは、女性だけが好きな女性のこと。次にG・ゲイは、男性だけが好きな男性のこと。この両者は、結婚や出産ができないだけに、周囲からの偏見が根強いです。このご時勢、異性愛者だってあえて結婚しないことを選択する人や出産したくてもできない人もいるのに。3つ目はB・バイセクシャル(両性愛者)で、男女どっちも好きな人のことで、私はここにはまるかと思われます。どっちも好きなら結婚もできるし楽だよね!って思われそうですが、逆にレズビアンやゲイの人からは受け入れられないことも。最後にT・トランスジェンダーは、体の性別と自認する性別が違う人こと。簡単に言えば、男の子の体に女の子の心が入って生まれてきた人や、女の子の体に男の子の心が入って生まれてきた人のこと。幼少期にランドセルの色などで気付く人が多く、青春時代には自認する性別とは違う制服を着せられたり、トイレやお風呂など日常生活への影響も大きいだけに、悩みも深刻な人が多いです。トランスジェンダーの中にもゲイやレズビアン、バイセクシャルはいるし、性転換手術を望む人(性同一性障害とも)や望まない人もそれぞれ。その他にLGBTの枠にはまらない人は、「好きな人なら性別なんて関係ない!」パンセクシャル(全性愛者)、「恋愛できない」Aセクシャル(無性愛者)、「みんなが合意の上でみんなと付き合う」ポリアモリーなどなど、挙げだしたらキリがないほど色んな人がいるってことだけでも知ってもらえればいいかなと思います。

 

そんな中で、バイセクシャルである私が女の子も好きなのかもと気付いてから今までのことを書いてみました。最初に女の子も好きなんじゃないかと気付いたのは中学辺りです。元々小学校の時からすでにスカートめくりとかしてたようなやつなんですが、本格的にあれ?と思い始めたのはたぶんその辺です。その後中高大と10年女子校でした。知人に女子校だと話すと、「女子校はレズ多いんでしょ?」とかよく言われますが、そんなことないしそもそも私はレズビアンではないと何度思ったことか・・。中高時代は普通に楽しかったんですが、友人にはやっぱりカムできない状況でした。ある日何かの話の流れで、この子になら言えると思った友人にカムしようとしたら、「レズいたらやだよねー」という思わぬ展開に尻込みして結局言えなかった思い出はあったり。でも、無理にカムして理解してよ!って押し付けた結果友人関係が壊れるよりは、いつか言えるときが来たら言えばいっか!という感じで終わりました。

 

それ以降、他のLGBTの人みたいに悩んだり苦しんだりとかいうことはあんまりなくて、むしろ選択肢二倍で楽しさ二倍!的なことしか考えてませんでした← それはたぶんこれからも変わらないと思います。この先もし本当に結婚したいレベルで好きな女の子ができて、親に紹介するときに悩むのかなとも思うけど、それはその時。その人のよさをちゃんと伝えられれば、相手が男性でも女性でも大丈夫なんじゃないかと思います。あくまで私個人の考えなので、バイセクシャルってみんなこうなんだ!とは思わないでくださいね。

 

さて、性のあり方や性的指向には色々あるよっていうのは書いてきましたが、今後LGBT当事者や周囲の人たちが暮らしやすい社会になっていくためにはどうしていけばいいのか。・・・難しいですね。でも、1ついえることは、違いを認めてお互い歩み寄ることではないでしょうか。異性愛者同士だって、みんな性格から趣味趣向、好みの異性のタイプまで違ってその中でうまく生活してるのに、LGBTだから・枠にはまらないからと言って除外されてしまうのは悲しいことです。もちろんLGBT当事者が理解を求めるだけではなく、異性愛者の人たちに不快な思いをさせないことも大事です。その上で、周りの人も「あ、こういう人もいるんだな」くらいに思ってくれれば、お互い暮らしやすい社会になっていくんではないでしょうか。

 

——この記事はなつみ様より寄稿して頂きました。

 


  

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