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自説|輸送支援にオスプレイ、懸念の声に疑義
▲ 熊本地震で輸送支援を開始し
たオスプレイ=写真はイメージ

熊本地震で輸送支援を開始した米軍新型輸送機MV22オスプレイ。複数の日本メディアは、オスプレイの運用に批判的な記事を相次いで掲載した。避難所の物資が不足していると報道がある中で、オスプレイは長距離滑走路を必要としない垂直離着陸と機動力を兼ね備えている。輸送支援を批判するメディアは、本当に被災者の気持ちを考えているのかと首を傾げたくなる。

 

朝日新聞デジタルは18日に配信した記事で、見出しに「実績づくりに疑問の声も」と名付け、「今回の救援活動に必要なのか。安全面に問題はないのか。疑問の声が出ているが、日本政府と米軍は、オスプレイの災害派遣での実績づくりを急いだ」と批判的に報じた。

 

在日米軍が駐留する沖縄の琉球新報は20日の社説で「オスプレイ派遣 災害の政治利用はやめよ」と題し、「今、被災地に必要なのは寸断された陸路の先で孤立する人々へ迅速に物資を届けることだ。支援の手法は他にもある。日米同盟の誇示や配備計画への地ならしとも見られかねない、不要不急のパフォーマンスをしている場合ではない」と批判した。

 

毎日新聞「政治利用も」、神奈川新聞「オスプレイ、配備先へPRか」と見出しをつけて報じ、批判的に報じるメディアが多い。被災者への輸送支援でさえも批判に晒され、風当たりが強いオスプレイ。支援活動を行っている彼らの活動を批判することこそ、政治的イデオロギーが見え隠する“不要なパフォーマンス”ではないか。

 

大きな災害を受けた被災者達にとって、当然政治のことなど二の次だ。支援物資が届くならばオスプレイであろうが、自衛隊のヘリであろうが、報道のヘリであろうがなんでも良い。使えるものはなんでも使って支援する、他に何がいるというのか。「やらない善よりやる偽善」という言葉があるが、輸送活動の批判をするメディアと実際に輸送活動をする米軍(オスプレイ)どちらが被災者にとって役に立っているか一目瞭然だ。

 

災害は緊急的なものであり、平穏時の状況とは大きく異なるものだ。各メディアは緊急事態だという認識が出来ているのかと疑問を抱く。極端な話になるが、災害や遭難といった緊急事態では水が飲めなければ、自らの尿を飲んで生還したという人もいる。いまは機体を選り好みしている状況ではないのは明白だ。被災者らにとって、今何がいちばん必要なのかを考えて報じてもらいたい。

 

 


  

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