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<北朝鮮ミサイル>日本の安全保障は大丈夫なのか

(写真:Jアラートの画面を写すニュース番組)

 
北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過し、北海道の襟裳岬から東方約1180キロの太平洋上に落下した。北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過したのは5回目。事前通告なくミサイルを発射したのは1998年8月の「テポドン1号」以来で異例だ。自衛隊法に基づく破壊措置は実施されなかった。

 

【関連記事】北朝鮮のミサイル、日本上空を通過 北海道の東の沖合に落下

 

最も気になる点は今回発射された弾道ミサイルが「3つに分離した」という情報だ。情報が錯綜しているため、事実かどうか定かではない。しかし、仮に事実だとすれば一部の専門家からは「MRIV(マーブ)」と言われるひとつの弾道ミサイルに複数の弾頭を装備し、それぞれが各目標にむかって複数の目標を攻撃する実験が行われていたのではないかと指摘されている。現時点で空中分解なのか、MRIVの実験なのかは定かではないが、仮に後者だった場合に、分離する複数の弾頭を同時に迎撃出来るのか不安は残る。

 

日米韓の要請により、29日午後5時(日本時間30日午前6時)に国連安全保障理事会の緊急会合が行われる。安保理は今月5日に北朝鮮の石炭や鉄鉱石などを全面的に禁輸する制裁決議を採択したばかりだ。今後、北朝鮮に対してどのような制裁が決定されるかはわからないが、制裁がどれだけ北朝鮮に効果があるかは不透明だ。北朝鮮は原油の多くを中国からの輸入に頼っているとされ、前回盛り込まれなかった中国が北朝鮮へ原油の輸出を禁止するかどうかに多くの注目が集まる。

 

米国依存、ミサイル防衛システムなど、日本の安全保障体制は多くの不備があることが明らかになった。今回のミサイル発射で日本の対応の限界を痛感した国民も多いだろう。防衛費が過去最大の5兆円を超えたばかりだが、その拡大について世論はどう感じるか。増額するにしても、どこまで増額するべきか。喫緊な課題だ。


  

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