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中国、安保法案成立で日本を批判 —時代に逆行しているのはどっちだ—

19日未明に参議院本会議で、所謂「安保法案」が賛成多数で可決され、日本の安全保障政策は大きな転換点を迎えることになった。

 

時事通信による報道によると、安保法案成立を受け、中華人民共和国の洪磊(ホン・レイ)副報道官が「日本の最近の軍事力強化、軍事・安保政策の大幅な調整は、平和・発展・協力の時代の潮流と相いれない」「日本が専守防衛政策と戦後の平和発展の道を放棄するのかという疑念を国際社会に引き起こしている」と批判的な談話を発表したという。(参照:時代と相いれず」=安倍政権へ不信感-中国 時事通信)

 

この批判に違和感を抱く者も多くいるだろう。私もその一人だ。中国の軍事費は、日本円にして約16兆9000万円にもなる。日本の防衛費約5兆円を3倍も上回る世界第二位の軍事大国だ。この中国の軍事費は年々大幅に増加傾向にあり、どこの国よりも軍拡を押し進めているのは、何を隠そう中国自身なのである。

 

中国の習近平国家主席は「軍事闘争の準備が最も重要という立場を堅持し、国家主権、安全、発展の利益を断固守らなければならない」と発言しており、まさに”時代と逆行”する政策を積極的に押し進めている。

 

現在の軍事費ランキングトップはアメリカで、2位の中国に圧倒的に差をつけて59兆円にもなる。現在は差はまだまだ大きいが、このまま中国が軍事費を増加すれば、いずれアメリカと軍事費で並ぶかもしれない。そうなればアメリカも中国対策として軍事費を増加させるだろう。軍事費の増加は、時代の逆境どころか時代の流れになるかもしれない。

 

この情勢をどう読むか。防空識別圏を設置や、南シナ海での滑走路建設など、日本の一番の脅威が中国となる可能性が高い。日本は自分の力で中国の脅威から守れない以上、やはり同盟国のアメリカとの連携はより深める必要がある。アメリカと日本の連携が深まれば、抑止力はより高まり、中国との武力衝突を避けられる算段もつく。しかし、中国もロシア等と手を組むなどすれば、その抑止力も低下してしまうから厄介だ。日本にとって重要なのは、アメリカだけでなく欧州などの第三国をいかに味方につけることが出来るかが大きな鍵となる。世界を味方につけることが出来れば、中国がロシアと連携しても、暴走を抑えることができる。

 

この他にも尖閣諸島の領有権を巡る問題等、中国脅威論は未だ根強い。安保関連法はその中国に対抗する1つの手段になる。時代と逆行した中国に対抗するには、多くの同盟国と緊密な連携をとる必要があるからだ。それにしても、この時代と逆行している中国に対して、国会前でデモを起こしていた方々は「戦争反対」と同じ声をあげていただきたいものだ…。

 


  

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