好きなことを好きなだけ表現する

個人ニュース、コラム、写真などコンテンツ豊富なオピニオンサイト

トルコ・エスキシェヒルのちょっとした路面電車事情

エスキシェヒルの中心部を走るライトレール「エストラム」(写真=ベルナ・ウンル)

親日の国としても知られるトルコ。その北西部に位置するエスキシェヒルは主要な産業都市として栄え、その中心部には73万人もの人々が住む。その多くの人口の足となっているのがライトレールだ。「EsTram(エストラム)」と名付けられている路面電車は7つの路線を走り、年間利用者数は4000万人を数える。エスキシェルの中心にある二つの自治体が運営し、2002年8月に建設を開始し、2004年12月から運行開始された。トルコの鉄道事情について、エスキシェヒルに住むベルナ・ウンルさんに聞いてみた。

 

ベルナさんは市内中心部から離れた場所に住んでいるため、外出するたびにエストラムを使うという。「病院、学校、買い物にいくときなど頻繁にエストラムを利用しています。もしエストラムがなくなったら私は引きこもりになります(笑)」と話す。

 

利点について聞くと「バスより清潔で静かです。揺れが小さいため、立つことが容易です」「それと安い」の2つを挙げた。料金は1回の乗車で大人2TRY(17年3月18日現在の為替で約62円)。乗り換えすると0.30TRY(同約9円)を追加で払う。一方で、「スピードが遅いので、時間がかかる。車の方が速い」と速さに問題があると指摘した。またエスキシェヒルに人口が増え始めており、近年では混雑することも増えたという。「2、3年前は混雑することはほとんどなかった」と言い、前年に比べエスキシェヒルには18000人ほど人口が増加しているそうだ。ベルナさんは人気の理由について「イスタンブールのようにモダンな都市で、治安がいいから」と分析。ただ、「多くの人がいて、トラムが足りない」と嘆いた。

 

またデザインについても「キュートです」とお気に入り。「ほかの電車のデザインは華やかではなく古い。同じデザインを10年使っている。しかしこの電車は新しくてモダンだと思う」と褒め称えた。さらに「車椅子の人も聴覚障害者も使用することができます」と新たな利点を教えてくれた。「トラムには3台のモニターが設置され、手話を使って聴覚障害者を助ける」という。

 

エストラムの車両はカナダ・ボンバルディア製の「フレキシティ・アウトルック・シティーライナー」という車両が採用されている。この車両は100%低床電車になっており、客室中央通路がすべて低床化されているため、車椅子でも移動しやすい。乗降時に段差を気にする必要がない。そのためベルナさんは車椅子の人も使用できると話したのだ。

 

最後に改善してほしい場所を聞くと「少し小さいので、もう少し大きくすれば素敵です」と話した。




  

FavoriteLoadingこの記事をクリップリストに追加する 
SHIGEFIKA会員ログイン




パスワードを忘れた
新規登録
SHIGEFIKA会員とは
週間人気記事ランキング
最新記事
更新情報/Twitter
常論新聞
編集部からのお知らせ