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SMAP存続…本当にこれでよかったのか

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先週スポーツ紙が報じた「SMAP解散危機」は、日本国内に留まらず世界中に波紋を広げた。今回の騒動で”国民的アイドルグループ”と言われるSMAPの影響力を我々国民は強く実感することとなった。そのSMAPが昨日、レギュラー番組であるフジテレビ系「SMAP×SMAP」に生放送で出演し、ファンに向けてメッセージを送った。

 

冒頭、木村拓哉氏(43)が挨拶し、続いて稲垣吾郎氏(42)、香取慎吾氏(38)、中居正広氏(43)、草なぎ剛氏(41)がそれぞれ言葉を述べた。一様に表情は硬く、香取氏が言葉を詰まらせる場面もあった。解散を回避したことや、今後どうするのかと言った具体的な言葉はメンバーの口から発せられることはなかったが、最後に木村氏が「これから自分たちは前を見て、ただ前をみて進んでいきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします」と述べ、SMAP存続を示唆した。

 

ファンではないという者からもグループ存続を望む声も多く聞かれ、国民から愛されているグループだということがよくわかる騒動であった。個人的にもSMAPは幼い頃から好きなアイドルグループであったので、解散報道を聞いた時は寂しさを覚えた。昨日の放送を見て、メンバーの口から直接”存続”を示唆する内容を聞くことが出来てホッとしたファンも多いことだろう。

 

私もSMAPを存続してほしいと願う人間だ。本来ならば、今回のSMAPの存続という答えを喜ぶべきところだが、どうも素直に喜ぶことが出来ない。それは昨日放送された番組内のメンバーたちの硬い表情を見てそう思わざるをえなかったからだ。

 

ファンの声というのは、アイドルグループや芸能人たちにとっては何よりも”大切”なものだ。芸能人たちも「ファンあってこそ」とよく発言しているのを耳にする。今回はファンだけでなく、国民の多くがSMAP存続を望んだ。SMAP本人達にも、事務所側にもその声は届いていたはずだ。当然、ファンに耳を傾けるべき芸能人は存続を検討することになる。だが、その声が必ずしもメンバーの思いと一致するわけではなく、またファンの望みがメンバー自身の幸せと結びつくわけではない。

 

どの様な経緯で存続が決定したのか私には想像もつかないが、”もし”SMAPのメンバーが自ら望む道とは真逆の”国民の望み”を背負わされてしまったとしたら、私は気の毒と思えてならない。国民の声というのは彼らにとっては圧力・重圧になることも否定はできない。だからこそ私は今回の騒動が報じられてからも、このサイト(ネット上)で記事にとして取り上げるのは、メンバー本人達の言葉を聞いてからにしようと決めていた。

 

ファン達が世界にひとつだけの花の購入を呼びかけ、解散を阻止しようとする動きもあった。「解散しないでほしい」という健気な気持ちを伝えるための行動であるだろうし、ファンとしての気持ちは察するに余りあるが、本人たちの意志を聞いてからでもよかったのではないだろうか。本人たちがグループして続けたいと望んでいる場合には、このファンの行動はグループと対立してしまった事務所に圧力を掛けられる強力な後方支援になるだろう。だが、本人たちが存続するか悩んでいる場合には、逆にグループ側に圧力を掛けてしまうことにも繋がりかねない。存続を願うからこその行動だろうが、私はまずはメンバーの意志を尊重してこそのSMAP存続であるべきだと考える。

 

もちろんこのSMAP存続という結論は、メンバー全員の総意であったかもしれないし、本心ではそうでないのかもしれない。それは本人達にしか分からないことだ。だが、放送中の本人達の表情や言葉から邪推するに、もし望むべき道と違う道を選ばざるを得なくなったのなら、我々ファンや、マスコミ、国民は、彼らの人生に重い宿命を背負わせてしまったかもしれない。

 

ただの私の邪推に過ぎず、これからもSMAPの姿を見る事が出来ることを希望するが、もし今後”解散”という結論となってしまっても、私はただ一ファンとして、彼らの気持ちを尊重し、彼らの今後の活動を応援し、彼らの幸せを心から願いたい。

 


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