記事一覧
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記者クラブに対する首相官邸の申し入れは行き過ぎだ
2019年02月6日 |カテゴリ:マスメディア, 政治・行政
5日、新聞労連が首相官邸に対し抗議声明を発表した。昨年12月末、首相官邸が官房長官の記者会見を取材する内閣記者会に対し、「東京新聞記者の質問に事実誤認がある」として文書で申し入れを行った。その動きに対し、新聞労連は「国民
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自己責任という名の無責任
2015年から3年に渡ってシリアの武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さん(44)が解放されたとのニュースが入ってきた。2015年1月に同じくシリアで武装勢力に拘束され、首を切断され惨殺されたフリージャ
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「米兵救助」との産経報道、地元紙が「事実確認が不十分なまま批判した」と反論
2018年02月2日 |カテゴリ:マスメディア
昨年12月に沖縄自動車道で車両6台が絡む衝突事故が発生し、走行中だった米海兵隊曹長が意識不明の重体になった。その際に、産経新聞が「米兵が日本人を救出した」と報じ、その行為を地元紙である「琉球新報」「沖縄タイムス」が報じな
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小室哲哉氏が引退、不倫報道への逆風
2018年01月20日 |カテゴリ:マスメディア
「ようやくか」──。半ば呆れと期待が入り混じった複雑な感情を抱きながら、人々の怒りのコメントを見た。数々の芸能人や有名人の不倫を世間に晒した「週刊文春」が、インターネット上で炎上状態となっている。文春は先日音楽プロデュー
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正月に見た異なるジャーナリストの姿
2018年01月14日 |カテゴリ:マスメディア
正月、政治討論番組で話題になった「朝まで生テレビ」。お笑い芸人でウーマンラッシュアワーの村本大輔氏の発言が大きな注目を集め、ネットでもさまざまな場所で議論が沸き起こった。村本氏は炎上状態になってしまったようだが、様々な場
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琉球新報の社説は表現を変えるべきだった 裁判員裁判とマスメディアの在り方
2017年11月24日 |カテゴリ:マスメディア
琉球新報が17日付社説で、昨年4月に発生した沖縄うるま市強姦殺人事件の裁判員裁判に触れ「被告の権利とはいえ、黙秘権の行使は許しがたい」「裁判員は被告の殺意の有無を的確に判断してほしい」と論じた問題で、沖縄弁護士会(照屋兼
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社会を動かせるという理由は新聞社の奢り、顔写真・実名報道する必要はない
2017年11月16日 |カテゴリ:マスメディア
座間市で起きた9人連続殺人事件で、被害者女性の実名と顔写真が多くのマスメディアによって報じられ物議を醸している。あるスポーツ紙は遺族が玄関先に「実名報道しないでください」などと報道陣に嘆願した張り紙貼ったという記事を掲載
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新聞記事で最も読まれない社説を変革すべき
2017年11月10日 |カテゴリ:マスメディア
社説は新聞社としての立場・意見を表明する記事であり、論説委員と呼ばれる専門記者がニュースの背景を解説しながら、主張を書いていく。社説を読めばその新聞社の政治的スタンスがよく分かり、筆者もよく読み比べをする。
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【編集長雑記】常論新聞創刊から半年、課題山積【会員限定記事】
2017年09月18日 |カテゴリ:マスメディア, 編集長雑記
常論新聞の創刊から9月1日で半年が経過した。常論新聞を創刊した理由は、いくつかある。まずは時事ニュースに対する意見記事を多く取り扱う本サイトに、新着ニュースを表示したいと考えたからだ。ニュースを表示することで、「どんなニ