プログラミングスクール選び、地方出身者の壁 DMM WEB CAMPに通うのが困難問題!進路に悩む男の様子をどうぞご覧ください

地方に住むとさまざまな面で都市部との格差を痛感することがあります。身近なところでいえばテレビのチャンネル数から、交通の選択肢、求人の量等、地域間格差をよく感じます。プログラミングスクールどれにするかという記事で行きたいスクールについて触れたのですが、行きたいスクールにいけない問題が発生しました。プログラミングのスクールに通うことほど地域間格差を感じたことはありません。

 

地方に通学制プログラミングスクール少なすぎる問題

 

さまざまなプログラミングスクールを検討してみたんですが、その多くが「東京」「東京」「東京」…!大阪とか名古屋とかもいくつか見かけましたが、私が住むような田舎地方はパソコンスクールが少しやってれば御の字って感じでしょうか。その都市部に住んでいて通えるならスクール費用だけで良いのですが、地方出身者がそこに通うとなるとスクール費用(50〜80万)のほか半年間くらいの生活費、上京費、交通費等も貯めなければなりません。その時点で時間的ロス、経済的ロス、労力的ロスのトリプルパンチに見舞われます。

 

最近スクール費用を貯めるために仕事することになりましたが、いかんせん田舎は時給が低い。私が今度働くところは最低賃金が東京、大阪以下になっています。そこから社会保険料や住民税、奨学金、派遣社員なので交通費がでないため定期運賃代が引かれ、1ヶ月の手取りは8万9000円くらい。それを丸々貯金できるとは思えないし、必要は物品揃えて何も買わない生活を続けて6〜7万円を貯金するといったところでしょうか。

 

そうすると1年間貯金したとしても72万円〜84万円。2年間で144万円〜168万円。一人暮らしに1ヶ月17万円くらい生活費が必要だと仮定して半年で生活費102万円。それに加えて敷金・礼金・上京費・スクール代等を考えると、とてもとても通える額を貯めるのは容易じゃありません。半年間の最後の3ヶ月は就職活動になるので、その時に使う交通費もかなりかかるでしょうしね。

 

しっかりと色々計算すると最も通いたかった「WEB CAMP」に通うのは、年齢的に考えても現実的じゃない…。27歳だからギリギリ行けるかなと思っていましたが、費用を冷静に見積もると3年働いて30歳くらいでようやく行けるかなってくらいです。30歳になると転職保証要相談らしいので、自分の経歴を考えたらかなり厳しいのかなと。

 

ここのスクール通うことを目指して仕事はじめたのにかなりショックだー。ざっくり計算したつもりだったんですが、だいぶ自分の想定が甘かったです。この20代の3年間を犠牲にしてこのスクールに通うのか、早くにオンライン教室で学んで転職目指す道を選んだ方がいいのかと比較検討すると、経済面でも年齢面を考えても後者になりそうです。

 

東京と大阪に住所があれば、もっと早くに経済的に負担も少なくここ通えたのに…。転職保証といっても、もし期間内に転職ができなかった場合、受講費全額返還する制度なんですが、個人的にはそれよりも2ヶ月目のチーム開発、3ヶ月目の個人開発で実践的なスキル・環境が学べるところに惹かれました。このカリキュラムがあるからこそ、企業も採用しやすいと思っていたので…。

 

やっぱり東京や大阪はいろんな選択肢が生まれていいな…。

 

現実的だが実際にウェブエンジニアになれるか不安なコース

 

そんな愚痴ばかり吐いてもウェブエンジニアにはなれない。早く目標修正しましょう。やはり地方出身者がウェブエンジニアになろうと思えば、オンラインスクールの「TECHACADEMY(テックアカデミー)」という選択になりそうです。テックアカデミーにも転職保証コースがあるっちゃあるのですが、そこで学ぶ言語は「Java」。私が学びたい「php」と「ruby」ではありません。「php」と「ruby」のコースはあるものの、転職サポートはあっても転職保証はない。どうかウェブエンジニアの転職保証コースも作ってくださいお願いします…。(懇願)

 

費用としては学習時間にもよりますが、じっくり勉強したいタイプを選べば30万円〜40万円と言ったところ。費用面ではだいぶ負担が減りますね。1年間働いてPHP/LaravelフロントエンドWebデザインセット(24週間・約40万)のコースをまず受講して、その次にrubyコースを受講(8週間約20万)を受講して「ruby・php」のスキルを得てエンジニアを目指すことに変更しようかなと考え中です。チーム開発を経験できないのが難点な気もしますが、自分でその問題を解決するなら、同じ悩みを持つ地方出身者に呼びかけて、自分たちで「チーム開発」を経験してみるというのもおもしろいかもしれません。きっと自分が住む都道府県でも同じ問題を抱えている人は多いはず。テックアカデミーもそういう受講生同士で集まってなにか開発できる環境とか作ったらいいんじゃないかなって思うんですけど…なにか理由があるのかな。

 

もう一度じっくり必要な費用を考えて、費用を抑える方法や、自分にとってベストな選択を真剣に考えたいと思います。最近お金の計算ばっかりしてて頭が痛いです…。

 

やっぱり現実は厳しい

 

現実というのは、「”うまいこと”うまくいかないように」できています。自分の想定外の出来事が起こった時にそれをどうカバーして、どうやって乗り越えて、どう解決するか。結局、人生ってその繰り返しであって、それが求められるスキルなんですよね。現実、エンジニアになって社会復帰したいと思い始めた自分にも「現実」という鋭利な刃物が容赦無く降りかかってきました。

 

友人の中にもこの挑戦を純粋に応援してくれる人もいれば、冷ややかな目線で見ている人もいます。誰とも連絡を取らずに黙ってやれば、人の視線なんて感じずに済んだんですが…。その冷ややかな視線に弱かった自分なんですが、「今に見てろよコノヤロー」とエネルギーに変えていくしかないですね。最終的に自分の目標が達成できればそれでいいのですから。

 

ただ私の場合家族のサポートがあって、ようやくなんとかスキルを習得できます。もし家族のサポートがなければ、こんなことはできません。もっと社会復帰に時間が掛かったかもしれないし、人生に絶望して大げさではなく、今この世にいなかったかもしれません。家族のサポートがなければ、今頃どんな人生を歩んでいたのだろうと考えると感謝に尽きません。

 

サポートがなかったら…と思うとゾッとします

 

その反面、日本ってレールから外れた人生に対してのサポートって全然ないなって感じます。こう言うと「自己責任」っていうたった一言ですべて片付けられてしまうのですが、早くに目標を見つけ、早くからその道に進むために学び、周囲からのサポートがしっかりあって、周りの人間関係とも良好で、順調にその道に進めた人以外、多くの人が険しい道を歩まなければなりません。自己責任で片付けてしまうのは簡単ですが、日本全体のことを考えるとそれって本当にいいことなのか?と疑問に思います。私はまだ周囲のサポートがあるだけ、幸せなほうです。ただ「自分が恵まれているほうでラッキー」で終わらせるのではなく、もし自分の環境が恵まれていなかったらを想像することが大事だと思います。それがより良い社会に繋がる一歩。

 

こういう社会的・政治的な話はオピニオンページ「RONDAN」で書くべき内容なのですが、もし自分がこのまま新たなスキルを習得する余裕がなく、1日1日を生きるだけで大変だったとしたら、負の連鎖に陥り、最終的にはセーフティーネット入りか、自殺という道に進むしかないのではと思うとゾッとします。行政機関がしっかりとサポート・投資してくれたら、最初は費用が掛かるかもしれませんが、負の連鎖に入るよりはるかに生産性のある人間として社会に出ることができる。そうすればセーフティーネット入りするより、結果的に税金の削減に繋がります。むしろその後社会に出て納税さえしてくれれば、回収できますし。

 

なぜそれをもっと分厚くしないのか。「自己責任社会」だからでしょうか。私個人の考え方が「甘い」とか「甘くない」とかは一度置いておき、どちらが国にとってメリットがあるかといえば、どう考えても社会で活躍できる人間として税金を納税できる人にするために、サポートをしっかりするほうなのではないでしょうか。サポートさえしっかりあれば、社会で活躍できる人間になれる人って結構いる気がするんだけどなあ。教育に関してももっと公的支出増やすべきで、人生も社会も個々人の「教育・スキル」が原資です。それを豊かにするのが国を豊かにする本質なのではないでしょうか。

 

そもそも社会って1人では生きていけないから、お互い支え合ってはじめて一人一人が生活できるというシステムのはず。現代人にとって「支え合う」って精神がだいぶ薄らいでいるのはないですかね。これは私の主観ですが…。多分自分のことで手いっぱいで人このこと考えられる余裕がない人が増えてきているのかな。

 

そろそろ黙らないと「社会のせいにするな」厨に怒られそうなので、話を戻します。(そういうこと言う人がいるから、思考停止になって”何も変わらないジャパン”になっているんじゃないかって私は思いますけどね)

 

めげずに目標目指してがんばるのみ

 

ただ「個人の進路選択」という目線でみたら、確かに社会に変化を求めても、すぐには変わらないのは事実であって、そう言う意味では社会に文句言うだけじゃなく、最終的に自己解決法を見出さなければならないという答えにたどり着くことになります。なので、目標を見定めて簡単にはグラつかず、「粘っこいしつこさ」を持ってあきらめずに頑張ります。これからいくつもの困難が待ち受けてるでしょうしね。それを乗り越えてようやく社会復帰ができる。

 

明日からいよいよ派遣の仕事が始まります。正直、女性だらけの職場だったり、結構大手の堅苦しそうな感じの職場で、仕事内容もまた1から覚えなきゃいけないので不安だらけです。ですが、お金を稼がないことには何も始まらないので、仕事も勉強も頑張ろう。

 

あ、ブログなんですが、仕事中の更新はまた以前のように週末に一気に書いちゃうスタイルでいきたいと思います。毎回、駄文・長文なブログを読んで頂いてるみなさま、ありがとうございます。引きこもりニートの社会復帰挑戦の行く末をどうか温かい目で見守っていただけたら幸いです。


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衣田 史景

元ローカル新聞社報道部記者見習い。街のイベント、お店などを中心に取材をし、時には市役所、警察など遊軍も経験。学生時代に写真部だった経験を買われ、カメラマンとして先輩記者の取材に同伴することも。現在は引きこもりで、記者を目指しながら、オピニオンサイト「SHIGEFIKA」などを運営。

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