【引きこもりニートが工事の仕事する日記①】久しぶりの労働、初の工事現場

前回のブログでホテル生活で空いた時間を使ってブログを更新すると書きましたが、ホテルに帰ったあとに仕事内容を覚えることに必死だったのと、そのさらに空いた時間をリラックスタイムに使いたい!となってしまい、休日に一気にまとめて更新するスタイルで行きたいと思います。

 

初の工事現場作業!

 

工事の詳細な内容をSNSで書いたりすることは契約上禁じられているため、詳しい工事の内容をブログに書くことはできませんが、簡単に言えばエネルギー関連施設の設置工事…といえばいいのでしょうか。

 

エネルギー関連なので「インフラ」としての要素も兼ね備えています。常論市という架空都市を「A列車で行こうExp」というゲームソフトで建築している私からすれば、かなり興味のある分野。

 

仕事するのは約3年ぶり。その3年間の間に記者の仕事に応募したり、期間工にも応募しようとしましたが採用されず。今回は父の紹介のおかげでなんとか労働できることになりました。

 

体力や筋力に劣る私はずっと、「工事現場とは無縁の生活送るんだろうな」なんて思っていましたが、「まさか本当に工事の仕事するなんて」と、ヘルメットと作業服を着た屈強な男たちと一緒に朝礼でラジオ体操をしながら、ふと考えてしまいました。「THE 男の職場」です。

 

屈強な男たちはみんな黒く日焼けして、たくましい筋肉が長袖からも伝わってきましたが、引きこもりニートの私は生まれつきではあるものの、真っ白な肌。背も低いし、明らかに「戦力ならねーだろ、コイツ」って感じです。中学の同級生から体操服と肌の色が同化してるよって言われたこともありましたね…。

 

私の作業現場は父と父の知人と現場責任者の方と私の4人だけでしたが、この中でうまく作業ができるのか、場違いなところにきてしまったのではないかと不安になりました。

 

仕事を覚えるところからのスタート

 

当たり前ですが何事もスタートは仕事を覚えるところから。父の知人(以下・師匠)が主に現場を仕切り、指示を受けて動きます。特に説明を受けることなく、いきなり作業スタート。指示を受けても、どうすれば良いのか意図が理解できず、「ちゃんと考えてやらなきゃダメ!」と怒られる始末。

 

師匠は「何事も見て覚えろ!」というタイプの方で、とにかくまずは師匠や父の動きを見て、何をしているのかを頭で考え、細かい左手の動きなどを観察しなければなりません。そして、指示があればそれを真似てやってみるという流れで仕事を行います。「いま何をしているのか」という点については、適宜父に教えてもらってなんとか理解できました。テープの切り方、線の巻き方、線の長さの測り方などなど、雑だったり、うまくできないと「なにをやってるの?」と怒られながら、やり方を教わりました。

 

個人的には「全体的な作業の流れ」を作業前に教えてもらい、作業の流れを理解した上で、実際の細かな作業を覚えたほうが断然やりやすいと思います。その方が師匠や父がなぜそのような動きをしているのかもすぐに分かるし、指示の意図も読みやすい。ただ、師匠の考え方は「何事もまず自分の頭で考えるクセをつけろ」ということなのだと思います。「答えを教えるのは簡単」とすぐに答えを教えてくれる父を注意する場面もありました。

 

とは言え、私の理解力ではなかなか作業内容を理解するのに時間がかかり、現場に迷惑が掛かります。ホテルに帰ったらゆっくり体を休めようと思ったのですが、お風呂に入ったらすぐに父の部屋に行って仕事内容を整理するために聞きに行って、ノートに書き込むなどして仕事内容の整理することにしました。まだまだ作業の細かい内容や、設備の仕組み等理解できていないところがあるので、3連休のうち1日を休養日に、2日を設備の仕組みの勉強と実際の細かい作業の練習などに充てたいと思っています。

 

指導に愛情が伝わる師匠

 

仕事には厳しい師匠ですが、「仕事には憎まれ役が必要」とおっしゃっているように、意図的にその役割を担って現場を締めていらっしゃいます。炎天下のなかで体力的に疲れてくると、どうしても作業に緩みが出てきたりすることが実際にありました。その時に師匠がピシッと「もう自分の目で一回みてきなさい。やり直し!」と言える人間でないと、仕事としてのクオリティーは保てません。お金を受け取って仕事をしている以上は、緩みを直す「憎まれ役」は確かに必要だと感じました。緩んでたのは私たちなんですけども…。(小声)自分が業者にお金払う立場だったとしたら、やっぱりキッチリした仕事してくれるほうが良いに決まってますしね。

 

だから師匠の厳しい言葉も受け入れることができます。怒られたら愚痴りたいこともあるし、上記のようにもっとやりやすいやり方あるのにと思うことはありますが、違う人間である以上それはある程度仕方のないこと。それでも師匠の考え方は正しいと思うことのほうが多いし、社会人にとって大事なノウハウを叩き込まれてるというか、教えていただいてると思えるので、「ストレス」とは感じません。怒られても「ストレス」をあまり感じないって不思議な感覚です。怒られて愚痴りたくなるくらいの辛さはあっても、「仕事行きたくない…」とはならない。師匠は理想的な怒り方、フォローが上手なのかもしれません。

 

多分、その言葉の奥にある「愛情」を感じるのかな?私が引きこもりだったことについても、「自分でなにか考えること(事情)があったんやろ?」と理解を示してくれたり、休憩中は冗談を言って笑わせてくれたり、いじってきたり、私の性格を気に入ってくれてるようでした。大雨のなか、杭の打ち込みを一人でやった時は、「全体をちゃんと見なさい」と相変わらず怒られながらも、重たいハンマーに悪戦苦闘しながらなんとか打ち込みおわると「一人でやったやん。すごいやん」と褒めてくださいました。

 

「仕事には負けず嫌いな精神が大事」ということも教わりました。憎まれ役の師匠を「この野郎〜、絶対この人より仕事ができるようになってやる」と、言い方はかなり失礼ですがそのくらいの気持ちは持っておきたいと思います。師匠もそれを期待しているハズです。だからこそ、憎まれ役になってるっていう面もありそうだし。その意図をしっかりと理解して、仕事できるように精進していきたいと思います。

 

いじられキャラは相変わらず健在

 

師匠にも作業中腰をくすぐられたり、日焼けで真っ赤になった首元に直接氷をあてられたりと「いじられ」ています。

 

高校の時も、大学の時も、市役所の臨時職員していた時も、「いじられる」機会が多く、自他共に認める「いじられキャラ」として生きてきましたが、今回の仕事でも変わることはありませんでした。

 

昨日、工程の管理・監督をする立場にある業者が主催となって、下請けも含めた全作業員でバーベキューパーティーが開かれました。その際に別の業者の方と一緒に肉を焼いていたのですが、焼き肉奉行?になっていた別の業者の方が、私のお皿にどんどんどんどん肉を置いていく…。「もう限界?」と笑って私が「もう無理っす!」というまで、肉乗せてくれました。最後には焼きそばまで…。初対面でも完全いじられました…。

 

でもこっちとしても、いじってもらうことでコミュニケーション取りやすくなるのでありがたいです。まさかこの歳になってまで、いじられ続けるなんて思ってもみませんでしたが…。作業場の男たちはみんな優しいです。

 

短期の仕事も悪くない

 

今までは正規職にこだわってきました。安定しているし、一つの仕事を長く続けるほうがプロフェッショナルだし、経験がつけばつくほど仕事もやりやすくなる。でも、工事現場に入ってみて自分と関わりないであろうと思っていた業種をたくさん経験するのも悪くないと思いました。

 

新たな発見があったりとか、知らないことを知ることができるのは楽しい。工事現場を経験することで、自分の幅が広がった感じがしました。さらに今回の場合は冒頭で述べたようにインフラの要素もある施設なので、そんな施設の工事に自分が関われてるって考えたらモチベーションあがりました。

 

いつかは農業とウェブ屋という二足のわらじで生活したいと思っているので、次は農業を経験してみたいですね!

 

まだ4日しか経験していませんが、初の工事仕事の感想でございました。


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衣田 史景

元ローカル新聞社報道部記者見習い。街のイベント、お店などを中心に取材をし、時には市役所、警察など遊軍も経験。学生時代に写真部だった経験を買われ、カメラマンとして先輩記者の取材に同伴することも。現在は引きこもりで、記者を目指しながら、オピニオンサイト「SHIGEFIKA」などを運営。

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