人生初のポートレート(人物)撮影!

今日は前回の記事でも言っていたように、小学校時代の友人から依頼を受けポートレート撮影に行ってきました。ポートレートと言うとなんじゃそりゃというかもしれませんが、人物をテーマに撮影することです。

 

幼稚園の時に初めて父からカメラを渡され、小学校時代に鉄道写真を撮影しにいき、中学校時代から本格的に風景写真を撮影するようになりました。しかし、本格的なポートレート撮影をした経験はありません。報道記者として人物を撮影することはありましたが、「記録写真」という感じでした。なので、人生初のポートレート。初めてのモデルは友人だったので、緊張感はそれほどなく、ちょっとワクワクしてました。

 

雪予報…

 

友人から撮影できる日がラインで送られてきて、11日と12日でした。しかし、どちらも雪予報。寒いの覚悟で臨むしかありません。以前、夫婦岩や夕日を撮った際に「手袋がないからめっちゃ寒い」と家に帰って愚痴っていたら、ついこの間母が「あんたが欲しがってた指出した手袋100均行って買うてきといたったで」といって手袋持ってきてくれました。

 

 

ありがとうございます!!母上!!めっちゃ小ちゃいし、子供っぽいなんて文句は言いません!ボロボロ毛がぬけていくような感じで、友人の車をよごしてしまったけど文句なんていいません!!(笑)。でもやっぱり手袋あるかないかで、全然違いますね…。

 

撮影のキホン

 

初めてのポートレートだったので、撮影の基本のおさらいや、ポートレート撮影でおさえておくべきポイントをしっかり整理していきました。まずは構図です。これは風景写真でもポートレートでも一緒なんですが、写真撮影の最も基本的な構図は「三分割法」と呼ばれるものがあります。ファインダーに縦横2つの線を均等に引いて3等分し、その交点に被写体を配置するというものです。

 

 

すみません。まったく均等にならなかったのですが(均等だと思って下さい)、縦と横の線が交わる交点に被写体を置けばバランスの良い構図になります。「黄金比率」とも呼ばれるほど、基本中の基本です。最近ではカメラのファインダーやスマホのカメラでも三分割法の縦線と横線(グリッド)が表示されるものも多いですね。

 

多くの人はメインの被写体をど真ん中に持ってきます。「日の丸構図」と呼ばれるものです。演出として何か意図があれば悪くないですが、特になにもなければ「平凡な写真」になってしまいます。

 

 

他にも多くの構図があるのですが、最も基本な三分割法を意識して撮影します。ただこの通り撮影すればいいというわけではなく、基本なだけで状況に合わせて写真を撮っていきます。

 

もう一つポートレートで撮影するときの基本は「絞り」です。レンズから入る光を調節するものなのですが、レンズにその機能がついており、光を取り込む量を数値化したものがF値といいます。F2.8とか、F11のように数字で表されます。F値が大きければ光の取り込む量が少なくなり、F値が小さければ光の量が多くなります。それだけでなく、絞りはピントが合う範囲が変わるのです。ポートレートにおいては背景をぼかして、人物を際立たせることが基本です。その時は絞り値を小さめにして写真を撮影します。

 

スマホなどでは全体に写真のピントがあってしまうことが多いですが、一眼レフは背景をボカすことに長けています。最近ではスマホでも背景がボカせるカメラもあるようですが、まだまだ一眼レフのほうが優秀ですかね。

 

撮影開始

 

撮影場所に着くと「待っていたぞ!」と言わんばかりに雪が大量に降ってきました。正直この状況下で撮影するのは大変だって思いましたね…。

 

 

友人はコート着ているとはいえ、雪が降る日には寒い格好をしています。途中で防寒着着たいとのことだったんですが、コートのほうがかっこよかったので撮影中は脱いでもらってました。モデルさんも大変ですよね…。それでも頑張ってもらいます!(笑)。

 

 

 

 

いやー!表情ばっちり。良い笑顔してくれます。もう19年くらいの付き合いですが、彼の最も良い表情はやはり「笑顔」です。表情やポージングをしっかりやってもらうと前回の記事で書きましたが、しっかり応えてくれました。表情たくさん出してくれるので、こちらもものすごく撮りやすい。表情を皆様にお見せできないのは残念!

 

堅い表情のままだと、会話をしてリラックスさせたり、笑わせたりしなきゃいけないんでしょうが、さすがに19年一緒だと緊張なんてすることもないのでお互いにリラックスして撮影できるのはいいですね。

 

一番下の写真は、本来は顔が向いてる方向に空間を開けるとバランスが取れるのですが、あえて反対側を向いてもらいました。セオリー通りじゃなくても、良い感じです。

 

 

 

 

もちろん、真面目な顔している写真も撮影しました。真ん中の写真は私が提案したオリジナルポーズ。イメージとしては誰かに呼ばれて、振り向いた時に少し睨みをきかせてるみたいな感じです。「あっちの(海に浮いてる)浮きを睨んで!!」とお願いして撮ってみました。なんか気分はプロカメラマンでした!(笑)。ただ後ろの看板切ったらもっとよかったなって思います。背景ごちゃごちゃしたらダメなんです。いかに邪魔なものをカットするかが大事。

 

3枚目は自分は後ろに歩きながら撮影しました。歩いている姿って良いなと思ったので。もう少しアップにしてもよかった気がしますが、動きある写真になったのはよかったです。撮影したあとで、こうしたほうがよかったなって気づくところが、まだまだですね。

 

 

 

 

背景に緑を置くと被写体が際立ちやすくなりますね。一般的に写真を撮る時は逆光を避けて、順光(カメラの後ろ側に太陽がある状態)を選ぶと思います。しかし、被写体が太陽の光で眩しく、目が細くなってしまったり、影が出すぎてしまったりするので、なるべく順光は避けて撮りました。レフ板があればよかったんですが、それもないので基本的にはサイド光や、ちょっと逆光気味の写真。

 

 

こちらは初めから白黒写真をイメージして撮影した写真です。若干水平じゃないのがミスってるんですが、狙いに関しては気に入ってます(笑)。

 

いやあ、それにしても寒かった…。撮影終わったあとに、モデルさんがスタッフから毛布とか上着掛けられるシーンとかよくみますが、そりゃそうだよねって実感しましたね。友人よ、スタッフ誰もいなくてごめんよ!

 

寒い中がんばって撮影に応じてくれていたのですが、寒さで顔が死にかけていた瞬間があって、さすがに休憩いれました。少し暖房の聞いた休憩ルームみたいなところで暖をとりました。そりゃそうですよねー。俺はジャンパーの上に友人の防寒着(持ってくれる人がいないので私が上から羽織ってた)着てるのにまだ寒いんですもん。コートだけならそりゃ寒いわ…。

 

今回の撮影枚数は、なんと366枚!一回の撮影でメモリーカードいっぱいになってのはじめてです(笑)。友人は気に入ってくれた写真がいくつかあったみたいで、ラインのトップ画像も早速変更してくれました(笑)。

 

まとめ

 

これまでポートレートより風景写真撮ったほうが楽しい!って勝手に思っていたんですが、初めて撮影したけどめちゃくちゃ楽しいですね!ポートレートって。後から写真を見直してみて、まだまだ技術的やら撮影に対する知識が足りないことは身を以て痛感しましたが、また挑戦したいなって思いました。

 

よくグラビアのカメラマンが「いいよお〜」みたいな声出すじゃないですか。あれの気持ちよくわかった(笑)。「あ、いいねえ〜〜」って私絶対何回か言ってたと思います(笑)。

 

友人よ。寒い中の撮影お疲れ様でした。本当は今日練習で、明日本番のつもりでしたが、これ以上風邪を引いたらいけないのでやめときましょう(笑)。

 

今回はポートレートの楽しさをよく知ることができたので、機会があれば次も挑戦して、ちょっとずつ良い写真を撮れるようにしたいですね!


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衣田 史景

元ローカル新聞社報道部記者見習い。街のイベント、お店などを中心に取材をし、時には市役所、警察など遊軍も経験。学生時代に写真部だった経験を買われ、カメラマンとして先輩記者の取材に同伴することも。現在は引きこもりで、記者を目指しながら、オピニオンサイト「SHIGEFIKA」などを運営。

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