26歳になりました

お久しぶりです。今日は26歳の誕生日を迎えました。もういつの間にか20代も後半に。本来なら学業も仕事も恋愛も大いに楽しむはずの時期である20代前半のほとんどを、引きこもり生活に費やしてしまいました。できれば多くの友人と同じように引きこもりにならずに、楽しい20代前半を過ごしたかったというのが本音です。普通な生活を送れる状態だったならば、人間的にもこんなに歪むことはなかったのかもしれません。その意味で私は引きこもりはじめた18〜19歳のころからずっと時がとまり続けています。

 

記者になるという夢もこの歳になると厳しいものがあります。先日、地元の新聞社が派遣の記者を募集していたので派遣会社に登録して応募したのですが、派遣先である新聞社から「以前弊社に応募して落ちた経験があるため、採用はできない」と断られてしまいました。記者の仕事ができるなら派遣社員でもいいと思っていたのですが、まさかのお返事でした。正直、正社員で落とされるよりショックでした。一応、記者経験もあるので「派遣ならいけるかも・・」と望みが高かったのですが、それでもいらないと言われたわけですから…。

 

普通の会社ならばもっと優秀な若い人材を獲るはずで、わざわざリスクをおかしてまで引きこもり生活を続けてきた20代後半の男をとるとは思えません。残念ながら正規ルートでの夢は絶望的な状況となってしまいました。最終手段として自ら取材して発信するという手もありますが、”現実離れをしていることを目指すのが得意な”私としても、少々不安を覚えます。憧れの記者を今後も目指すなら本当にそれくらいしか方法がない気がしますけど。

 

歳をとれば記者だけでなく、その他の業種ですら採用してくれる可能性がだんだん低くなっていきます。海外を引き合いにだすと世間様から怒られてしまうものですが、ノルウェーでは40歳で初めて仕事をつくにしても、ボランティアなり経験をしていれば大丈夫とのこと(義兄談)だったので、やはり時間的にやり直せる時間がたくさんあって羨ましいと思ってしまいます。幸福度が高い理由ってそういうところもあるんでしょうね。

 

「夢」を追いかけてきましたが、ある意味それも現実逃避でしかなかったのかもしれません。もちろん本気でなりたいと思って何度も応募していたわけなのですが、一方で自分の現状は「夢を追いかけているから仕方がない」という自分を守るための言い訳にしていた面があるのは否めません。今後どうしたら良いのか本当にわからないです。

 

本来誕生日というのは、その人が誕生してきてくれたことをお祝いするものなのでしょうが、現状では歳をとるたびに不安を抱くことになっていきそうです。もはや、なんで私は生まれてきてしまったのかと思ってしまうほどです。

 

26歳という現実をつきつけられた誕生日でした。ずいぶんと後ろ向きな暗い文になってしまいましたが、お祝いのメッセージを送って下さった方には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。いろいろと考えたいと思います。


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衣田 史景

元ローカル新聞社報道部記者見習い。街のイベント、お店などを中心に取材をし、時には市役所、警察など遊軍も経験。学生時代に写真部だった経験を買われ、カメラマンとして先輩記者の取材に同伴することも。現在は引きこもりで、記者を目指しながら、オピニオンサイト「SHIGEFIKA」などを運営。

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